大山分校 (おおやまぶんこう) 

    石内バイパスから、少し山沿いに入ったところにある居酒屋。奥まったところにあり、かなり分かりづらい。店は、木材をふんだんに使い、広々とした造りになっている。如何にも居酒屋という雰囲気で、店内に絶えず流れる演歌がさらにその雰囲気を盛り上げている。席は、カウンターが9席。畳の座敷が6席×3。カウンターもテーブルも広めで、ゆったり食事が出来る。

    お昼は定食のみ。メニューは日替わりで、主菜が一つ、小鉢が二つ、みそ汁、羽釜ごはん、香の物、フルーツといった内容。ウリは、羽釜で炊いたごはん。麦入りで、普通のご飯と比べて芳ばしい。夜は、魚介類が中心の一品料理。店内の壁に、ぐるりとメニュー札が貼られているので、そこから注文をする。

    広島市佐伯区利松2-17-19
    082-929-5454
    開店時間:12:00-14:00(L.O.13:30) 17:00-23:00(L.O.22:00)
    定休日:月曜日、正月
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    初めての大山分校。昼は定食しかないとのことなので、それを注文。内容は、冷やしそば、ひじき、切り身のとろろがけ、みそ汁、ごはん、香の物、オレンジ。羽釜で炊いたごはんが出てくると聞いていたけど、電子ジャーからごはんをよそっているトコを目撃。でも、やっぱり羽釜ごはんらしきモノが出てきた。定食の量は多くもなく、少なくもなく。内容もこんなモンかなという感じ。これは、夜に酒を飲みに来た方が楽しめそうかな。夜のメニューをぐるりと見渡していて、のど黒の一夜干しが気になった。これで日本酒を一杯やりたいなぁ。あと、なすびの漬け物がとても美味しかった。(2004.6)

    久しぶりの大山分校。と言っても二回目なのだけれどね。今日も昼定食を注文。店内に入る前に確認したところ、定食は900円とのこと。うーん、値が上がっている。ちょっと残念だけれど、仕方がないのかも。

    今日の定食は、刺身、サワラの味噌焼き、ほうれん草のお浸し、漬け物、ご飯、みそ汁、フルーツ。量は充分。刺身は、小イワシと鯛。小イワシはおろし生姜ときざみネギで予め和えてあった。サワラも予め味噌漬けしていたようで、味がしっかりと染みていた。ほうれん草のお浸しは少し醤油が多め。全体的に味が濃いかな。

    漬け物は、既製品っぽい壺漬けに、自家製の漬け物が付いていた。白菜、なすび。それとラッキョウがひとつ。このラッキョウは去年のものかな。よく浸かっていて、飴色になっていた。新ラッキョウのシーズンに浸かったばかりのラッキョウを食べに来るのも良いかも

    肝心の羽釜ご飯は、少し粘度のある炊きあがり。麦が一緒に炊かれていて、赤米らしきものも入っていた。でも、なんだか沢山は食べられない。折角の羽釜なのに、なぜか食が進まない。私には羽釜で炊いたご飯は合わないのかな。それとも、別の要因があるのかな。ともかく、900円はちょっと高いかも。(2008.3)