白いご飯で餃子を食べたくて、食べたくて、食べたくて、どうしようもなくなってしまった。中華料理屋に入って餃子とライスだけを注文するのも、少し憚る。どうしようかと悩んでいたとき、餃子の王将のことを思い出した。ここならば、餃子とライスだけでも文句は言われるまい。いや、他の店でも文句は言われないと思うけどね。ともかく、そんなこんなで、車を餃子の王将へと走らせた。

心を躍らせながら、店に入り、テーブルに陣取る。メニューを穴が空くほどに眺めてみたが、餃子定食なる物は存在しないようだ。餃子の付くセットメニューはラーメンや焼きめし。これでは当初の目的が果たせないので、餃子単品とご飯を注文。それだけだと寂しいので、スープとキムチも頼んでみた。そうやって、ボリュームタップリの餃子で、ご飯をガッツリと頂く。これで、目的は果たされた。でも、今日のお勘定は、締めて797円。うーん、食べた内容に対して割高感がちょっと強すぎる。餃子を冠するなら、白飯で餃子を楽しめるランチセットぐらい用意しておけばいいのに、などと自分勝手な意見を腹にしまいつつ、店を後にした。(2004.10)

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前日に大阪王将で食事をしたので、違いを知りたくなって、こちらの餃子も食べてに来てみた。で、あちらで食べた餃子定食に一番似ているチャオズセットを注文。

出てきた定食は、大きな皿に餃子12コ、唐揚げ２コ、サラダ、キムチ。それらがドッチャリってな感じで盛られている。これにご飯とワンタンスープが付いている。大阪王将の餃子定食よりも10円高いけれど、そのボリュームは段違い。ご飯もデフォルトで大盛のように感じた。

そんなワケで、二日連続で計24コの餃子を食べるハメに。餃子の姿を見た時点で少し後悔。しかも唐揚げまで付いている。かなりのメタボコース。で、肝心の餃子は皮が少し柔らかく、ちょっとだけパリッと感がある。大阪王将の餃子とほとんど同じ印象。ただ、比較してニンニクが少し控えめかな。

そうして、根性で完食。と言いたいところなのだけれど、ワンタンスープだけはどうしても全部飲めなかった。ワカメの匂いがどうしてもキツイ。おかしいな、ワカメはキライじゃないのに。お腹いっぱいになったから、匂いがキツク感じたのかな。(2009.10)