閉店 寿庵 (じゅあん)
三筋と佐方の境目に位置するうどん屋。席は6席×4、4席×3。おばちゃん達が忙しそうに注文を取ってまわる。客層は年配の方が多く、年配のサラリーマンや、近所のご隠居さん、おばあさんなどなど。駐車場は少し停めにくい。
メニューはうどん、そば、丼、定食が何種類も取りそろっている。定食はメインのおかず、小鉢、ごはん、汁、漬け物。なかなかボリュームがあり、普通の男性であれば充分満足できる。
他に客がいないので、親子丼はすぐに出てきた。親子丼に付いてるのは、みそ汁、小鉢、沢庵。親子丼のどんぶりは結構大きく、これで550円は格安。で、早速、ドンブリの蓋を開けると、半熟のタマゴが表面を覆っている。一口食べると、卵とご飯の間には大量のタマネギ。ちょっと多いのではないかと思ったけれど、これぐらいが普通なのかな。その他では、もちろん鶏肉、そして青ネギが入っていた。これ以上、あれこれと入れると親子丼ではなく、ごちゃ混ぜ丼になってしまうので、丁度良いバランスなのかも。
ご飯には汁気が程良く絡まって、最後まで同じペースで食べられる。ご飯の量が多いので、ダシもそれに合わせて多めにしている様子。最初の頃は、汁気の多さが気になるけれど、最後は丁度良く食べ終わる。食べ終わると、もうお腹いっぱい。ここのドンブリはご飯タップリで、お腹に溜まる。これでうどんセットなんか食べた日には、翌日までお腹がすきそうにない。ホント、お得な値段設定だよなぁ。(2008.1)
で、そのリベンジの鍋焼きうどん。鉄鍋で出てきた。蓋を取ると中はグツグツ。これは温まるぞ。さっそく、うどんを小鉢に取り分け、上に乗せる具を物色。カマボコ、甘辛く炊いたシイタケ、長ネギ、牛肉、エノキ、ワカメ、卵。まずはカマボコと長ネギをお供にしてみる。
汁は少し甘め、うどんは元々コシが強いほうではないが、意外とコシが失われていない。あっという間に最初の取り分けを完食。ところで、鍋焼きうどんって取り分け用の小鉢が必ず付いてくるけど、これを使うのが本当に正しいのだろうか。鉄鍋から直接食べた方が熱々で美味しいような気がするなぁ。(2013.3)