穴子専門店。店内で飲食はできず、持ち帰りのみになっている。こぢんまりとした店内は、客が2〜3人入ればいっぱい。あらかじめ電話で注文しておけば、スムーズに買い物ができる。
穴子は豊島産を使っている。料理によって、焼穴子や煮穴子と仕込みの方法が違う。どちらかというと焼き穴子の方が割合が多いようだ。例えば、寿しは煮穴子。あなご飯や持ち帰り用は焼き穴子。
あなご飯は、注文してから作る。でも、そんなに待たされることはない。おそらく、軽く炙ってから盛っているのだと思われる。折角炙ってくれているので、早めに食べた方が良い。店のチラシに、電子レンジを使用すると旨味が劣化すると注意書きがあったので、時間をおくなら冷えたまま食べた方が無難。
あなご飯以外の商品は作り置き。どれも穴子ばかりで、穴子以外のメニューを探すのが困難なほど。焼き穴子のみの販売もしているので、家に持ち帰って好みの調理方法で食べるのも良い。こちらも、同様に電子レンジは厳禁。火で軽く炙って食べよう。
店内の商品棚には、まだいくつか残っていた。でも、一番期待していた「あなご巻」が無い。やはり、人気商品は早くになくなっちゃうのだろうな。今度は朝一番で来よう。で、その代替え案として、「こだわり巻」と「まるごとむすび」に悩む。「まるごとむすびは」非常にでっかく、食べ応えありそう。具だくさんなのが更にうれしい。「こだわり巻」は、どこがこだわりなのかは不明だけど、あなご巻の代用品としてはうってつけ。結局、「あなごめし」と「こだわり巻」を購入してみた。
で、早速、持ち帰って食べてみると、あなごの身が締まって、香ばしい。ツメはトロミのないさらりとしたタイプ。でも、ご飯に絡まるほどのトロミはあるようで、底に汁が溜まるようなことはない。こだわり巻は、普通に美味しい巻き寿司だった。次回は、あなご巻とまるごとむすびを買って帰ろう。でも、あなご寿しも魅力的だよなぁ。(2005.5)