閉店  タンポポ 三筋店 

    元々、薬師が丘のお好み焼き屋「タンポポ」の2号店だったが、その後店員が受け継いで経営は別になった。ちなみに、この店舗は、以前、「甘藍」があった跡地になる。鉄板は4席、鉄板のないカウンター5席、座敷4席×2。座敷に鉄板はない。

    お好み焼きの焼き方は、ほぼ「タンポポ」のまま。鉄板に生地を引き、ソースを塗り、魚紛を振りかける。その後、細目のキャベツ、もやし、肉と乗せてゆく。そうして、バターをまんべんなく垂らす。麺は鉄板に乗せたあとイカ天を乗せてソースを置く。そうして、本体に重しを乗せてしばらく。最後に卵で完成。仕上げはコショウ、青のり、ゴマを振りかける。そばはソフト麺。ソースはカープ。

    お好み焼きの配達有り。

    広島市佐伯区三筋3-6-23
    082-921-6778
    開店時間:11:00-14:00 17:00-20:30
    定休日:月曜日(祝日の場合は営業)
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。


    もう一言
    タンポポの2号店がついにオープンしたとのこと。早速、お好み焼きを食べに店へと向かう。店の雰囲気からして、本店は旦那さん、2号店は奥さんが担当していると思っていたら、逆だった。でも、お店が順調に回り始めたら、交代するかもしれない。

    お好み焼きは、もちろん、名物のタンポポ焼きを注文。まだ店に慣れていないのか、首をかしげながらお好み焼きを焼き始める。実際、話を聞くと、かなり勝手が違うそうだ。

    焼き上がったお好み焼きは、若干火の通りが違う。どうやら、鉄板の温度の問題らしい。これから試行錯誤で本来の味を取り戻していくとのこと。(2005.10)


    この店に来たら、どうしてもタンポポ焼きを食べてしまう。今日は別のメニューにしようと思っていても、気が付いたらタンポポ焼きを食べている自分がいる。そんなワケで、今日もタンポポ焼き。旦那さんは、すでに新店舗に慣れたようで、全く同じ味のタンポポ焼きになっていた。(2005.10)

    店内に入ると、今日は宅配注文が多いようで、店内に客はいないのに、鉄板の上にはあふれるほどのお好み焼き。鉄板全体をキャベツが覆い、その間を縫うように焼きカスがちらばっている。そうなんだよね。ここって、焼き方が乱雑なんだよね。これは初めて見る人にはちょっとキツイ光景だろうな。

    などと観察しつつ。やっぱり、定番のタンポポ焼きを注文。鉄板上のお好み焼きをあちこちにずらして、なんとか新しい生地を引く場所を確保してくれる。で、そこに私のお好み焼きがはじまってゆく。形の定まらない、不定型なお好み焼き。これはここの特徴だよね。

    それでも、焼き上がって行くにつれて、お好み焼きはだんだん丸くなっていき、最後はタップリのゴマと青のりの化粧で、普通のお好み焼きになって、私の元へとやってくる。お好み焼きの半分には黄色いカレーソース。いつもながら面白いな。

    お好み焼きは、シットリとしたタイプ。じっくり焼く割には、キャベツに僅かな食感が残っている。これは火力が低めだからなのかな。ともかく、こういうシットリなお好み焼きも美味しいな。今日はソバにしたけれど、やっぱりこのお好み焼きだったらうどんの方が好み。次回はうどんだな。(2008.11)


    少しご無沙汰で訪れたら、何となく店の雰囲気が違う。おかしいなと、鉄板の向こうを見ると、親父さんの姿がない。どうしたのだろうと、メニューを見ると内容が変わっている。戸惑いつつ、取り合えずタンポポ焼きを注文してみた。

    よくよく見ると、店員は見たことのある顔。事情を聞いて見ると、店を彼に譲って、親父さんは薬師ヶ丘の店に戻られたとのこと。どうやらやむを得ない事情があったみたい。残念だなぁ。

    そうやって話を聞いているうちにお好み焼きが焼きあがった。タンポポ焼きは、以前のようなカレーソースがない。あと、チーズもコーンも入らない。代わりにイカ天がタップリになって、目玉焼きが上に乗っている。これで680円は安いのだけど。どうしても、前のタンポポ焼きと比べてしまう。ホント残念だなぁ。(2010.10)