閉店  くらいむII 

    宮内の喫茶店。新幹線高架のすぐそばにある。電話帳には「くらいむII」という名で載っているが、店の看板は単なる「くらいむ」。どっちが本当なのかは不明。店舗は少し古めかしいものの、入り口がわの大きな窓から、光をたくさん取り込んでいて、店内は明るい。客層は、中年男性がほとんど。雑誌や新聞を読みながら、黙々と食事を胃袋の中にかたづけているといった印象。席は、テーブル席が4席×4、2席×3。カウンターが9席。

    日替わりランチは、2種類の定食が用意されている。そして、第三の定食として、その2種類のおかずの両方が盛られた定食もある。ほとんどの客が、この両方盛られた定食を注文している。定食の内容は、日替わりのおかず、総菜が3品、サラダ、漬け物、ごはん、みそ汁、フルーツ。みそ汁以外の全てが、お重に盛られて出てくる。基本的に家庭的なラインナップ。量は、普通の男性には丁度良く、普通の女性でも完食できるぐらい。

    車で訪れる客が多いのか、駐車場は店の前と店横の空き地に多めに用意されている。

    廿日市市宮内4-9-7
    0829-39-0105
    開店時間:10:00-?
    定休日:土曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    宮内の方に行くと、必ず目にとまる「くらいむ」の看板。それはバイパスから向かって、新幹線高架をくぐったら直ぐに現れる。看板に「COFFEE」や「LUNCH」とあるので、絶対にお昼が食べられるはず。いつか行ってみようと、チャンスを窺っていた。

    早速店内に入ろうとすると、店前にメニューの看板を発見。ふむふむ、本日のランチは、揚げ出し豆腐と豚の生姜焼きのどちらかが選べるんだ、悩むなぁ。と思っていると、どうやら、その両方を選べることが出来るみたい。

    で、入店し、その両方のお得なランチを注文。周りと見渡すと、ほとんどの客が同じ物を注文している様子。そうだよね。普通、そうするよね。

    で、しばらく待って、ランチの登場。ご飯とおかずが一つのお重に盛られていて、あとみそ汁が付いている。お重の中身は、揚げ出し豆腐、豚の生姜焼き、揚げ餃子、サラダ、ほうれん草のお浸し、スパゲッティサラダ、オレンジ。バランス良い具だくさんな内容。どれをとっても、家庭的な料理ばかり。

    ふと、もう一度周りを見渡すと、客のほとんどが男性。サラリーマンやご隠居さん。やっぱり、みんな、こういう家庭的な食事が一番落ち着くのかなぁ。などと、勝手に思いつつ、私も胃袋を家庭的に落ち着けて大満足なお昼休みだった。(2006.3)


    本日の日替わりは、メンチカツと豚肉のピリ辛炒め。もちろん、両方を選択。今日はお店の方が一人だけ。次々に来店する客にお冷やとおしぼりを出しながら、料理もこなしていく。なんだか大変そうだな。

    で、少し時間がかかって定食の登場。いつものように重箱の弁当にいろいろなおかずが盛られている。メンチカツ、豚肉のピリ辛炒め、サラダ、ショートパスタのボローニャ、ポテトサラダ、大根とにんじんの和え物。ご飯にはふりかけが少しかけられている。みそ汁は麩が入っていた。

    メンチカツはショウガの風味が強くさっぱり感があって美味しい。豚肉はホントにピリ辛で、食欲増進。とにかくいろんなおかずを沢山食べられるのが嬉しいな。と、バクバク食べ進んで、お腹はいっぱい。ふと、隣のテーブルを見ると、オムライスを食べている。へぇ、やっぱり単品メニューもあるんだな。たまには違う物を食べてみるのも良いかも。とりあえず、サンドウィッチセットが気になるな。(2008.4)