木船交差点から少し北に行ったところにある豚肉専門の鉄板焼き店。本来は鉄板焼きとのことだけれど、焼肉を食べる感覚で訪れて良いと思う。店内は清潔感が高く、テーブルが4席×2、6席×1。上がりのテーブルが4席×1、6席×1。あとカウンターが4席。各席にはガスコンロが設置されていて、そこに小型の鉄板を乗せて、その上で客が自分で肉を焼く。
肉は全て豚肉。それも大半が内臓系。ロースやハラミなどの馴染みのある部位もあるので、内臓が苦手な人にも逃げ道はある。内臓系の肉は、その名前だけだと正体不明。メニューの裏に詳しい説明があるので、それを見ながら注文すると良い。焼いた肉は、タレか塩で食べる。どちらで食べると良いかは、店の方が説明してくれる。お値段は、大人3人が普通に飲み食いして1万円強だった。なお、店内は全席禁煙。
また、お昼限定で冷麺がある。冷麺もしくは冷麺大盛りのみ。
お昼は冷麺しかないとのことだったけど、それ目当てできたので問題なし。少し悩んで、普通サイズの冷麺にしてみた。冷麺は少し待って登場。冷麺にしてはタップリのスープに麺が泳ぎ、その上には鶏肉、トマト、キュウリ、レタス、ゆで卵が乗せられている。どの具も気前よくタップリ。そうして、丼の縁には練り辛子。
スープを飲んでみると、スッキリとした中にちょっとだけピリリと辛さが効いている。麺は細めだけれど、しっかりとした食感。レタスはシャッキリとスープによく合う。トマトもキュウリもちょうど良い組み合わせ。麺とスープととても良いバランス。口直しに練り辛子を塗った鶏肉がこれまた良い。途中から、卓上に備えられたラー油と酢も投入。うーん、酢はともかくラー油は必要ないかも。
850円という値段はランチにはハードル高いけれど、この内容なら十分。特に野菜も摂れるのがいいな。野菜大盛りとかないかなぁ。ちなみに、この冷麺は、八丁堀にあった川乃屋のレシピ通りとのこと。(2013.8)