閉店 とんちんかん
宮島街道沿いにあるラーメン屋。廿日市港の近くになる。古びた建物に、黄色く「とんちんかん」と書かれているので、かなり目立つ。外装も内装もかなり年季が入っていて、いかにも庶民の中華料理屋さんという雰囲気。席は、テーブルが4席×3、上がりの座敷が、4席×2。カウンターが7席。
ウリのメニューはラーメンと餃子のようで、看板にも「ラーメン」「ギョーザ」と掲げてある。それ以外にも中華ランチやすぶた定食など、中華料理のラインナップが並んでいる。
ラーメンは、しょうゆ、みそ、とんこつの3種類が選べる。麺は中太麺。具は、ネギ、もやし、チャーシュー、紅ショウガ。ラーメンセットは、焼き飯、中華丼、天津丼、カツ丼、牛丼、親子丼のいずれかとラーメンの組み合わせになる。ちなみに、牛丼と親子丼は単品メニューには載っていない。
店内にはいると、親父さん、おかみさんの二人が迎えてくれる。遅い時間だからか、他に客はなし。店同様、年季の入ったテーブル席に腰掛け、早速メニューに注目。ラーメンが450円。かなり安いなぁ。ラーメンセットが700円と言うことは、焼き飯類が250円の計算。これも安い。リーズナブル!なので、そのラーメンセットを注文。とんこつラーメンと焼き飯にしてみた。
少し待って、焼き飯の登場。そうして直ぐにラーメンも登場。早速、スープを啜ると、とんこつ醤油の味がする。色もどう見ても、とんこつ醤油。まぁ、「とんこつ」と「とんこつ醤油」はその違いを気にしない人もいるようだし、しょうがないかな。でも、デフォルトで紅ショウガが乗っているのは、カナリ残念。テーブルに備え付けにして、客の好みで入れられるとよいのになぁ。
で、焼き飯を食べると、なんとも薄味。タマネギのシャキシャキ感がとっても良い感じ。でも、やっぱり薄味過ぎるな。と思っていると、だんだんと味が濃いくなってきて、最後はカナリの濃い味付け。どうやら、全然混ざっていなかっただけの様子。カナリの消化不良気味で、店を後にした。(2006.11)