閉店  えび屋 (えびや) 

    コイン通り沿いにあるうどん屋。ハレとケ KITCHENが業態を変えて、うどん屋になった。うどんの他にそばもおいてあり、更にお酒のアテになる一品料理も揃えてある。昼間は普通のうどん屋。夜は軽く一杯飲んで、うどんでしめる。そんな用途になる。店内はスダレで仕切られて、テーブルが2席×10、4席×2。

    うどんは細麺。細いワリにはコシがあり、ツルツルと食べられる。だし汁はカツオ節などいくつかの魚節でダシをとっているとのこと。醤油が強めのだし汁になる。具はネギ、かまぼこ、海苔天。天ぷら系のうどんを注文した場合は、天ぷらはうどんに乗せず、別皿で出てくる。定食は、丼物かご飯物、うどん・そば、小鉢2皿、わらび餅。

    麺類は、各々うどんかそばが選べる。月〜金の11:00-15:00は、うどん・そばの大盛りがお値段据え置き。麺の茹で起き、揚げ物の作り置きは一切しないとのこと。

    広島市佐伯区五日市5-10-25
    082-921-0696
    開店時間:11:00-15:00 17:00-22:00(L.O.21:30)
    定休日:火曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。


    もう一言
    えび屋の前を通りかかると、定食の提供が始まっているようだったので、入店してみた。前に訪れたときは、お品書きの内でも提供できない物がいくつかあり、まだ助走期間という感じだったけれど、やっと落ち着いてきたのかな。

    で、数ある定食の中から親子丼を選択。値段的に、とんでもないボリュームになりそうだったけれど、ちょっと挑戦してみたい気分だった。注文後、テーブルに置かれた水差しから、水をコップに注いでみる。飲んでみると、そこはかとなく柑橘系の風味。こういう気配りで、女性客を狙おうとしているのかな。

    そうして、あまり時間も経たない頃、定食の登場。親子丼は、タマネギの存在が大きくアピールされたゴツゴツした印象。本来の形を維持したままのタマネギに半熟の卵、主役のはずの鶏肉の存在感は3番手。そこにネギと刻み海苔が加わっている。汁は多めで、ご飯がすっかり浸かった状態。親子丼以外の丼物も似たような仕上がりのようすだった。

    うどんは、細麺ながらもコシがある。ダシが良く利いているけれど、醤油も強く利いている。ちょっと癖の強い汁だなぁ。あと、ポテトサラダと切り干し大根の煮物、そしてワラビ餅が付いていた。値段のワリに量は多くない。もっと値段が安ければ、ちょくちょく通えるかなぁ。
    (2007.9)