閉店  さくらや 

    廿日市の可愛川近くにあるお好み焼き屋。住宅の中に隠れるように佇んでいる。店内はこぢんまりとしていて、清潔感のある明るい雰囲気。席は鉄板のカウンターが3席。テーブルが3席×2、4席×1。テーブルには鉄板がないが、お好み焼きは持ち運びの簡易鉄板で食べることが出来る。

    お好み焼きは、まず麺を鉄板に出し、魚粉を振りかけソースをかけてほぐし炒める。次に生地を鉄板に引き、魚粉を振りかけて麺を乗せる。その上から細めのキャベツ、もやし、玉ねぎ、刻みネギ、天かす、豚肉と乗せていき、最後につなぎの生地をかける。

    そのまま少し焼いてひっくり返して重しを乗せる。しばらく置いて、コテでシッカリ押し焼きする。最後の卵は、ボールでシッカリかき混ぜてから鉄板に広げて、そこに本体を乗せる。そうしてシッカリ火を通してからひっくり返し、ソース、ガーリックパウダー、青のり、ゴマで完成。そばはソフト麺。ソースはミツワ。ピリ辛と劇辛のミツワソースもある。

    あと、鉄板焼きメニューも置いてあるんので、居酒屋としての利用もできる。

    廿日市市新宮1-1-14
    0829-31-1314
    開店時間:11:00-14:00 17:00-21:00
    定休日:木曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。


    もう一言
    以前から気になっていた「さくらや」。私は運が悪いので、行こうと思った日は必ず定休日。そんなコトを何度か繰り返している内に、諦めていたのだけど、ふと思い立っての訪問。すると、なんとお店が開いているじゃないですか。こんなに運が良いなんて、いったい誰の思し召しなのだろう。などと、よく分からない感謝をしつつ、店内へと入ってみた。

    店内は、スペースをふんだんにとってあり、窮屈感を感じさせない間取り。テーブルは先客でいっぱいだったので、テーブル席に陣取る。でも、心配はいらない。ここでは、持ち運び式の簡易鉄板をテーブルまで持ってきてくれるとのこと。

    そうして、焼いていただいたお好み焼きをサックリいただく。最初の一口は、なんともサックリ。これは生地がサックリしているのかな。それとも、押し焼きの影響かな。ともかく、このサックリ感は大好き。美味いです。

    ソースがミツワなので、飽きが来ないのも良いな。何度も食べ尽くしたオタフクとは印象が変わってくるもんね。次回は、コースのお好み焼きにしてみようかな。すじ肉煮込みのトッピングも気になるかも。(2009.11)


    すじ肉煮込みのトッピングを悩んだけど、重たくなりそうだったので、イカ天のトッピングに変更。小母ちゃんが焼き始めるのを見ていて、そうそうここでは最初に麺を炒めるんだよね。かなり久しぶりだから、忘れてた。

    お好み焼きは、持ち運びできる小さな鉄板に乗せられて出てくる。早速ひとくち食べてみると、サクッとした食感。お好み焼き全体に旨味がまわっていて、偏りがない。これこれ、こういうお好み焼きって大好きなんだよね。今日はミツワの劇辛ソースにしてもらったけど、これもいいなぁ。次回こそは胃の状態を万端にして、すじ肉煮込みだ。でも、ちょっとだけ値段が上がってるんだよね。(2013.11)