フジモト 

    広電宮内停留場の西側の踏切すぐにあるお好み焼き屋。焼き手は小母ちゃんだったり、おじちゃんだったりとマチマチ。小母ちゃんは話し好きで、お好み焼きを焼くあいだ、いろいろと話題を振ってくれる。10席。うち鉄板は詰めて4席ほど。

    お好み焼きは、まず麺を鉄板に出す。そばの場合は霧吹きで水をふりかけておく。そうしてすぐに丁寧にほぐし、コショウを振りかける。次に、鉄板に油を塗り、生地を丸く大きめに広げる。昆布粉と、魚粉をふりかけておく。そうして麺にソースをかけて絡めたあと、生地の上に置き、キャベツたっぷり、刻みネギたっぷり、天かす、調味料、もやし、豚肉と乗せて行き、つなぎの生地をかけて、ひっくり返す。形を整えて、端を軽く押さえたりしながら、しばらく焼く。

    程よく焼き上がったところで、卵を容器の中にかち割り、しっかり解いてから鉄板に出し、スプーンで広げ、本体を乗せてる。そうして、ほんのちょっと焼いてからひっくり返す。仕上げはソースをハケで丁寧に塗り、青のりで完成。そばは袋麺、ソースはオタフク。

    廿日市市串戸2-15-12
    0829-32-7052
    開店時間:11:00-14:30 16:00-19:00
    定休日:火曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    初めての訪問。まずは鉄板の前に陣取って、肉玉うどんのイカ天入りを注文。注文後もあっちでバタバタ、こっちでバタバタ、更には電話がかかってきたりと、割とノンビリと準備して行く。しかも、じっくりと焼くタイプなので、結構時間がかかって焼き上がった。その間、小母ちゃんはあれこれと世間話をしてくる。

    焼き上がったお好み焼きは結構なボリューム。中にネギがたっぷり入っているので、その風味がかなり強め。魚粉は少なめでダシは入っていないので、豚肉の旨味とソースの味がメインになる。店内の壁にはメニューがあちこちに貼られており、少し雑多な印象。それとは逆に鉄板は綺麗に磨かれていて美しい。(2012.2)