閉店 よつ葉 （よつば）
岡の下川沿いのお好み焼き屋。2007年11月オープン。「よつ葉」の名のとおり、緑を基調とした店舗は、清潔感があり、すがすがしい雰囲気。そんな店内に鉄板のカウンターが４席。テーブルが変則で８席。上がり席は６席×３。
お好み焼きは、生地に魚粉をタップリ振りかけ、大きめに刻まれたキャベツを乗せ、そこに水を差し、次にもやし、天かす、肉、つなぎの生地を重ねて行き、最後に油を少々かける。その一方、麺も平行して調理される。そばはソフト麺。それに塩、味の素、ガーリックパウダー、油、ソースを絡めて、丁寧に炒める。
本体は、弱火でじっくり焼いた後、最後に軽く押さえて整える。この頃になると、麺の方はパリッと焼き上がっている。そこに本体を合体させて、最後に玉子を引いて完成。ソースはオタフク。そこに青のりと白ごまが振りかけられる。
カウンターは、鉄板までの距離が長めで食べにくい。だからなのか、皿を出してくれる。マヨネーズ、一味、コショウは備えてあり、好きに使う事が出来る。テーブル席の場合は、持ち運びのできる小さな鉄板になる。丸く縁があるタイプで、ヘラで食べるのは少し難しそう。あと、箸はプラスチック製。
火曜日は女性に限りソフトドリンクかデザートのサービス。金曜日は学生に限り、お好み焼きダブルが600円。毎月４のつく日は生ビールが300円。夜は鉄板焼きのメニューもある。
年開けても幾分か日が経った頃、訪れてみた。店前の駐車場に車を止めて、店の扉をくぐる。店内は意外と広い。客席も、厨房も結構な広さ。確か、この場所は、15年ほど前に雑貨屋があったはず。その後、ずっと空き店舗だったけれど、その頃の面影は一切無い。建て替えたのかな。
で、早速注文。今日は肉玉うどんのイカ天入りにしてみる。早速焼き始めるけれど、不思議と、イカ天を入れる様子がない。おかしいなと思っていたら、イカ天は、別に焼き始めた。そうして少し蒸し焼きした後、本体と麺を合体させるときに、間に挟む。なるほど、そういう方法もあるんだ。
出来上がったお好み焼きを早速食べてみると、予想通り、全く熱くない。このお好み焼きなら、猫舌の人も何とか食べられるのじゃないかな。更に、大きめに刻まれたキャベツで、鉄板の温度も高くないので、キャベツから水分が出ず、乾燥した仕上がりになっている。食べていて、ぱらぱらと崩れるタイプのお好み焼き。
麺にシッカリとソースを絡めているので、味は濃いめ。ここのイカ天はあまり好きではないな。私は水で蒸し焼きされたイカ天は、あまり好きではないみたい。ここでは、イカ天以外のトッピングを選択するようにしよう。(2008.2)