宮園団地の入り口にある和食のお店。「季節の和ごはん」と銘打って、昼も夜も定食が用意されている。店内は清潔な和の空間を演出している。席はテーブルが2席×2、6席×1。あがりの席は掘りになっていて、4席×2。カウンターが5席。
定食は、メインのおかず、ちりめんじゃこ、小鉢3品、ごはん、おみそ汁、香の物、コーヒー、デザート。コロッケ定食は、コロッケ、ちりめんじゃこ、小鉢1品、ごはん、香の物、おみそ汁。和心(わこ)定食は、ちりめんじゃこ、刺身、小鉢3品、天ぷら、じゃこごはん、香の物、おみそ汁、デザート、コーヒー。ご飯のおかわりは無料。
そうして、お昼に改めて訪れてみたものの、駐車場はいっぱい。仕方がないので、後日再チャレンジしたけれど、やっぱり満車。そうして3回目も振られたあと、4回目にしてやっと車を止めることが出来た。二度あることは三度ある。四度目の正直。
早速、お店に入ると、店内は良い雰囲気。壁は少し黄色味のかかった白で、優しい感じ。内装は木材をふんだんに使っていて、落ち着ける。カウンター席がちょっと気になったけれど、今日はあがり席に座ってみた。照明が少し暗めで、夜も落ち着けそう。でも、隣の年配の客は、その暗さに少し不自由そうにしていた。
コロッケ定食が気になったけれど、今日はやっぱり日替定食を注文。あらかじめ用意しているようで、意外に待たされることなく、盆の登場。魚のゆうあん焼き、菜の花、厚揚げと青菜の煮物、筑前煮、ちりめんじゃこ、みそ汁、ごはん、漬け物。
魚はカマの部分をゆうあん焼きにしている。これは鯛かな。味付けは、強くなく弱くなく、ご飯のおかずとして最高の状態。そのご飯は、つやつやのピカピカ。ジューシーだけれど、柔らかいわけではない。こんな美味しいご飯、久しぶりに食べた。みそ汁は香茸が入っているのか、独特の風味。茸の他にも、何か風味を感じたような気がするのだけれど、正体は分からなかった。
筑前煮は、にんじん、ごぼう、こんにゃく、鶏肉。これもご飯が進む。厚揚げは味噌がアクセント。菜の花は、辛子味噌を薄く溶いて絡めてある。いやぁ、確かに季節のごはんだよね。と、もちろん、ご飯をおかわり。男性だと、おかわりしないと、絶対に足りないと思う。ご飯に合うおかずばかりなので、三杯は食べられるかも。で、最後はデザートとコーヒ。デザートはリンゴとクルミのケーキ。両方とも軽めだけれど、食後にはちょうど良いかな。
別の客がコロッケ定食を注文していた。耳を澄ますと、厨房からコロッケを揚げる音が聞こえてくる。もう、当然のように揚げたてが運ばれていった。今度はあれを食べてみたいな。でも、時間があったら煮込みうどんも食べたいかも。(2008.3)
で、今日は日替わり定食を注文。少し待って出てきた定食は、天ぷら、ほうれん草とにんじんのおひたし、ポテトサラダ、野菜の炊いたん、ちりめんじゃこ、ごはん、みそ汁。天ぷらはキス。開いて丸ごと揚げたのと、大葉を巻いて丸く揚げたもの。他にはナスビ、レンコン、シシトウ。これを抹茶塩で食べる。旨い旨い。
他の小鉢もどれも美味しく、ご飯が進む。当然、そのご飯もツヤツヤしていて美味しい。思わずお代わり、食べ過ぎだ。食べ過ぎたところで、デザートはコーヒーとショコラケーキ。ドシンと胃袋を直撃するけれど、全部食べちゃった。やっぱり、ここの定食は好きだな。次回は豚の角煮丼がいいかな。それとも奮発してお魚定食もいいかも。(2009.2)
うどんはとっても薄味。うっかり味付けを忘れたのではないかと思うほど。薄味が苦手な人にはツライかも。でも、優しいダシでほんわか。具はタップリ。鶏肉、げそ、白身魚、長ネギ、白菜、椎茸、わかめなどなど。でも、少し物足りないかな。もうちょっと食べたかったかも。(2011.3)
少し待って出てきたのは、大きなカキフライが4つ。そして、きんぴら、ポテトサラダ、野菜の煮物、漬け物、じゃこ、みそ汁、ご飯。相変わらずの豪華な内容。
で、早速カキフライ。小粒のカキが2粒一緒に揚げられてる。囓るとほとばしるカキのうま味。絶妙な火加減。これは旨いぞ。一番好きなタイプのカキフライだ。なんで、今まで食べに来なかったんだろう。これは毎年通わなくちゃね。(2014.2)