宮園団地にある喫茶店。少し目立ちにくい立地で、偶然立ち寄る人は皆無ではないかと思われる。店舗は少し古く、すこし寂れた昔の喫茶店という雰囲気。そんな店内に、テーブルが4席×3、カウンターが6席。あと10人ぐらい座れる大きなテーブルがひとつ。
各席にメニュー表はない。客の殆どが、お昼に訪れると、日替わりランチを注文するようだ。お店の方も、それしか想定していないようで、ロクにメニューを渡すことなく、日替わりで良いかと聞いてくる。もう、それを注文するしか選択肢がないような雰囲気。
日替わりは、大きめのお皿に2種類ぐらいのメイン料理とサラダが出てくる。他に小鉢がひとつ、みそ汁、漬け物、ご飯、ふりかけ。と、そんな内容。量は多くもなく、少なくもなく。
で、そんな豚たちを眺めながら、お昼の注文。と言っても、メニュー表はどこにもなく、ただ、お店の方の有無を言わせぬ提案に従って、日替わりを注文。日替わり以外のメニューは、どんなものがあるのかな。ちょっと気になる。
で、登場した日替わりは、とんかつ、サラダ、厚揚げと大根の煮物、漬け物、みそ汁、ごはん。とんかつは衣に下味が付いていて、ソースはかかっていない。でも、やっぱり薄めの味付けで、濃い味の好きな人ならソースを掛けたくなりそう。でも、テーブルにソースは備え付けられていない。お願いすれば出してくれるのかな。
私は特に必要なかったので、そのままとんかつを食べる。ふと横を見ると、やっぱり豚の置物。いや、そんな目で見ないでくれよ。そりゃお前の友達を食べているかもしれないのだけれど、それはそれ、これはこれ。って、自分でも言っている意味が良く分からないな。(2008.4)