お好み焼き田の久の支店。総本店からそう遠くない場所、コイン通りに面したところに位置する。テーブル席4×6、座敷席4×6。
お好み焼きは、鉄板にねばりのある生地、魚粉をふりかけ、細めのキャベツを乗せて、天かす、もやし、調味料、豚肉と乗せていく。そうして鉄板に油を垂らして、すぐにひっくり返す。しばらく焼いて生地をめくって、中身だけをひっくり返す。
そばは生麺。茹でて鉄板に出したあと、軽く油をかけてさっと炒めて形を整えておく。そうしてそばの表面にソースを塗り、調味料をふりかけて、本体をもう一度中身だけひっくり返す。そして丁寧に押し焼きし、そばの上に乗せる。
鉄板に卵をかちわり、本体を乗せて、しばらく焼いてひっくり返しソース、調味料、青のり、白ごま、刻みネギで完成。ソースはオタフク。また、メニューには関西のお好み焼きもある。こちらは、客が自分で焼く方式。
お好み焼きは、円形のとても整った形。ヘラで切っても崩れない。デフォルトでねぎがタップリかかるのは結構嬉しい。でも、紅ショウガは真っ赤で、味の濃いタイプ。これは嫌いな人は多いのじゃないかな。紅ショウガを無闇やらたにタップリ乗せたがる人は少ないだろうし、自分でかけられるようにすればいいのに。
今日初めて気がついたのだけれど、ソースはオタフクでもノーマルのものとは味が違うような気がした。特別仕様のヤツかな?それともオリジナルブレンドかな?そこまでは全く分からなかった。(2007.11)
店内に客は少なかったけれど、お好み焼きは時間がかかっての登場。今日はスタッフが少ない様子。その割には、私の後からもドンドン客が入ってくる。昼間っから新年会を始める集団までいた。
お好み焼きは、相変わらずの小さめ。前に食べたときよりも、ソースが少なめで味が薄め。こりゃ、濃い味が好きな人にはツライかも。まぁ、ソースを足せば良いだけの話なんだけどね。
でも、そこを無理矢理食べていると、この薄味が意外に良くなってくる。キャベツの甘みや卵の風味を優しく味わえる。この旨さ、子供の頃には絶対に理解できなかっただろうな。きっと、速攻でお好みソースをタップリかけていたに違いない。(2010.1)