閉店 せといち
広島中央卸売市場の東側にあるうどん屋。ちょっと分かりにくい立地条件。隣接する「瀬戸市」が経営しており、その空きスペースを間借りするような格好になっている。店舗はこぢんまりとしており、テーブルが4席×3。
うどんはセルフ。店の奥で注文を告げて、うどんを受け取りながら、ご飯物や天ぷらをチョイスしていく。最後にポットのだし汁をうどんにかけて、レジで精算をする。
うどんは手打ち。讃岐うどんの様にコシがある。やっぱり讃岐うどんだろうか。普通のかけうどんの他にも、ぶっかけや釜玉など種類は多彩。天ぷらは目の前で揚げている。運が良ければ、揚げたても食べられる。
車を店横の駐車場らしき場所にとめる。ふと見上げると「瀬戸市」という看板が目に入った。なるほど、この食品会社が始めたうどん屋なんだな。納得しながら店内へと入る。遅い時間だったけれど、先客が二人ほどいた。
お店の方にルールを説明して貰う。どうやらセルフの様子。とりあえずかけうどんを注文。ぶっかけも気になったけれど、やっぱり最初はかけでしょう。もちろん、うどんは直ぐに出来上がる。どんぶりを受け取って中を覗くと具はネギと削り節。そこにセルフでショウガを乗せて、天かすを乗せて、ポットからツユを注ぐ。
そうして、テーブルに座って、まずは汁を一口。なんとも薄味。ダシは鰹節のように感じた。うどんを啜ると、グニュンとしたコシ。これは美味しいな。塩分は薄めだけれど、ダシがしっかりしているので気にならない。もう、後は啜り続けて、一気に完食。次回はぶっかけだな。(2008.6)
半熟に絡まった卵に、ダシ醤油がマッチして良い感じ。そうそう、ここのカマタマは、全卵か黄身のみかを選べるとの事。私は全卵の方が好みだけれど、黄身だけも一度食べてみたいな。ともかく、次回こそはぶっかけだな。冷たいぶっかけで、締めたうどんを堪能してみよう。(2008.7)