閉店 天使のたまご (てんしのたまご)
廿日市駅西側の踏切近くにある鉄板焼きの店。こぢんまりとした店構えで、店内には靴を脱いであがるようになっている。席はカウンターが5席。テーブルが4席。店はマスターが一人で切り盛りしている。
お昼のメニューは結構豊富。店名もあるし、やはり卵料理が中心のよう。でも、どちらかというと夜がメインのようで、店内には居酒屋メニューが多く並んでいる。
オムライスは、和風と昔懐かしの2種類がある。昔なつかしのオムライスはフライパンでケチャップライスを作り、その後鉄板にタマゴを引いてそこでオムライスを仕上げる。和風は、逆に鉄板上でガーリックライスを作り、それを皿に盛った後、フライパンで焼いたトロトロ焼きタマゴを乗せて、大根おろしきざみネギを乗せる。こちらはポン酢をかけて食べる。
店に入ると、マスターがひとり。なんとなくハーレーにまたがっていそうな雰囲気をかもし出している。気後れしても仕方がないので、そのまま鉄板前に陣取る。出してくれた水はレモンの風味。意外と言っては失礼だけれど、意外と繊細な様子。
で、やっぱり注文はオムライス。今回は昔なつかしのオムライスにしてみた。まずはサラダの登場。丁寧に細かく刻まれた野菜にドレッシングがほどよく絡まっている。次にスープの登場。更に細かく刻まれた野菜とミンチが入って、はかなくショウガの風味がしたような気がした。どちらも美味しいな。
で、しばらく時間がかかってオムライスの登場。ナカナカのビッグサイズ。非常にシンプルなできあがりで、確かに昔ながらのオムライス。これで850円は結構お得かも。ただ、マスターひとりで切り盛りしているので、バラバラな注文が集中すると時間がかかる。大勢で行くのは避けたほうがいいし、複数人なら同じ物を注文した方が無難だな。(2009.1)