茶山 (ちゃやま) 

    手打ちうどんの店。蕎麦が手打ちであるかどうかは不明。カウンターの向こうでは親父さんが黙々と麺を茹でている。店内は、テーブル4席×3、カウンター6席。うどんと蕎麦は同じメニューで揃えており、蕎麦はうどん料金+60円ほど。

    忙しいと、席についてもナカナカ注文を取りに来ないことがある。でも、主人は短気のようなので、来るまでおとなしくしておこう。主人がたまに観察するような目つきで睨むことがある。でも、取って食われはしないので、気にしなければよい。店に出てるおばちゃん達は気の良い人たちなので安心。

    駐車場は7台分ぐらい。でも、いつも一杯になっている。あと、全席禁煙。

    広島市佐伯区海老山町3-17
    082-921-0235
    開店時間:11:30-14:30 16:00-18:00
    定休日:日曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:有り


    もう一言
    正月に食べすぎで胃がちょっと重たく、うどん気分だったので、茶山に来てみた。12時半の割には客が少なく、駐車場にもすんなり車を止めることが出来た。やはりまだ正月休みの人が多いのだろう。今日は少し悩んで、海老天うどん、いなり1個を注文。本来であれば、胃が重たいなら、海老天なんか選ぶべきではない。でも、間抜けなので、海老天うどんを注文してしまう。そのことに、注文した後になって気づくところも、また間抜けである。まぁ、黙っていれば誰も気がつかないコトなので、胸の内にしまっておくことにした。さて、うどんは柔らかい中にも、最後のひと噛みにぷっちりと食感が残る。いなりは、たっぷりの白ごまが酢飯に混ぜ込んである。正月でくたびれた胃には、ちょうど良い昼飯だった。(2004.1)

    4年ぶりの茶山。こうやって記録をとっていると、その店にいつ訪れたのかが分かるので、結構便利。それはともかく、4年は意外に長い。茶山の親父さんが、明らかに年を取っていた。以前は、怖い親父さんだったけれど。今は、ちょっと気むずかしそうなお爺さん。刻ってのはスゴイよね。

    でも、やっぱり、この店では客は出しゃばらない方が良さそうなので、小母ちゃんが注文を聞きに来るまで大人しくしてみる。でも、今日は直ぐに聞きに来てくれたので、かけうどんといなりを注文。同席者は勇敢にもそばの注文。そう言えば、ここでそばを食べる人は見た事無いかも。

    で、私のうどんは即登場。大きめのドンブリにタップリのダシ。そこに如何にも手打ちの少しギザギザ感のあるうどんが浸っている。具はねぎとカマボコ。ダシは少し甘みがあるものの、いやらしい甘みではないので、すっきり飲む事が出来る。うどんは柔らかいようでいて、噛み切る最後に僅かなコリっと感。この感覚は4年でも変わらないな。

    同席者のそばは、かなり遅れての登場。そっか、そばは注文が少ないから、用意してないんだな。注文してから茹で始めるから、時間がかかるのだろう。それも、盛りそばを注文したもんだから締めるのに更に時間がかかったはず。と言っても、うどんのビックリする早さに比べて遅いだけ。問題ない早さだったと思う。

    ともかく、驚きなのは、親父さん。待っている客にゴメンねと謝っていたし、小母さんが忙しいときは、自らうどんを客に運んで、愛想の言葉を掛けていた。これは、今まで親父さんの事を誤解していたのだろうか。それとも親父さんが年を取って柔らかくなったのだろうか。ともかく、不思議な気分で店を後にした。(2008.3)


    体調が悪く、さっぱりしたものが食べたくて、うめうどん。うどんはほとんど待つことなく登場。さっそく、汁を飲むと胃に染みていく。旨いなぁ。うどんは柔らかめ。こちらも胃に優しい。梅は、梅肉に鰹節と白ごまを混ぜ合わせてペーストにしたものが乗っていた。これを混ぜて汁を飲むと、意外に強烈な風味。梅がかなり強いな。サッパリするつもりが、刺激が強すぎたよ。(2014.10)