全国に展開するセルフうどんの五日市店。2008年11月オープン。場所は宮島街道沿い。昔、吉見園のローソンがあった場所になる。店内、駐車場ともに広く回転も良いので、短時間に安く食事が出来る。
セルフ方式になっていて、店内に入るとまずトレイを取る。そしてカウンタに並び、天ぷら、ご飯もの、おでんなどを順次取っていき、最後にうどんを注文する。そうしてうどんを受け取って精算。空いている席に座り、うどんを食べて、食器を返却する。席は約70席ほど。
うどんは少し柔らかいものの讃岐らしいコシもあるタイプ。ぶっかけ、しょうゆ、釜揚げとそのラインナップも讃岐らしい。もともと讃岐発祥のフランチャイズなだけはある。もちろん、値段も讃岐らしく、かなり安価な設定。朝早くから開いているので、朝食にも丁度良い。
まず、メニューをざっと眺める。どうやらカレーセットみないなものもあるらしい。それはしんどいなと思いつつ、とりあえずカウンターに向かう。まずは天ぷら。オレンジ色の照明で照らされて揚げたての雰囲気がしている。でも、よくよく見ると揚げたてというわけではなさそうだし、なんだか重そうな気がしたので今回は敬遠。
次ぎにご飯もの。おむすびといなりがあったけれど、やっぱり敬遠。最後におでん。ここでやっと大根をチョイス。赤味噌ダレがあったので、それをギュッと大根に絞り出した。最後に、うどんはかけ小を選択。そう、今日は軽く済ませたい気分だったのだ。それにしても、合計200円にはビックリ。安すぎる。
かけうどんは、注文後かるく温めて、きざみネギを乗せて、ダシをかけて手渡される。ダシはたっぷりとなみなみと注いでくれた。で、お茶はセルフで注いで、空いている席に座って、早速ダシを一口。軽い甘さが拡がるけれど、とってもアッサリしたダシ。次ぎに啜ったうどんはヌチャっと柔らかいけれど、プニっとしたコシが最後に出てくる。ちょっと物足りないけれど、ダシと共に優しさを感じるうどんになっている。
おでんの大根はちょっと大きすぎ。もう少し煮込んであった方が好きだな。でも、おでんだしも薄味なので、これぐらいが丁度良いのかも。そのぶん、赤味噌ダレが丁度良い感じにしてくれている。
店内を見渡すと、老若男女幅広い客層。便利だし、安いし、早いし、地域に根付きそうな予感。今度は朝うどんしてみようかな。まだ寒いけれど、冷たく締めたうどんも食べてみたいな。(2008.12)