閉店  くじら 

    石内バイパス沿いにあるお好み焼き屋。広い敷地にあり、手作り感の強い佇まい。店内はど真ん中に大きなテーブルがひとつあり、そこに十数席。あと鉄板のカウンターに4席。内装も手作り感が強い。

    お好み焼きは、生地を引き、削り粉を降りかけ、キャベツ、塩、天かす、もやし、肉と乗せていき最後に生地をかける。麺は鉄板に乗せたあとチューブのラードを乗せてほぐし焼く。そのあと焼きそば用ソースとお好み焼き用ソースでシッカリ炒める。

    そうしてしばらく焼いた後、本体を押さえ焼きして麺と合体させて丁寧にカタチを整える。そうして卵を鉄板にかちわり、潰してから本体を乗せて少し焼いてからひっくり返す。最後にソースを塗った後、仕上げは青のり、きざみネギ、紅ショウガ。ネギと紅ショウガは乗せるかどうか聞いてくれる。ソースはオタフク。そばはソフト麺。

    広島市佐伯区五日市町石内6622-7
    082-928-3362
    開店時間:11:30-14:00
    定休日:日曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    石内バイパスを通る度に気になっていたお好み焼きの幟。チラ見する限りでは、かなり特殊な雰囲気を持つお好み焼き屋の様子。この付近では、車の流れが速くなっているので、一瞬の判断でここに入ろうと決めるのは難しい。だから、絶対に入ってやると覚悟を決めて向かってみた。

    お店に近づくと、運良く私の後方に車はついていない。なので、充分に減速してゆっくりと敷地に車を下ろす。そう、下ろすというのが正しいほど、その敷地は下がった場所にある。車の腹をスリそうなほど危うい坂を抜け、車を止め、店へと歩く。すると犬が吠えて迎えてくれた。ちょっとビックリ。

    店内に入ると、店の方が慌てて迎えてくれた。ちょっと遅い時間だったのでしょうがない。で、鉄板の前に座ってお好み焼きを注文。注文して周りを見渡すと、猫が一匹、あちこちと歩き回っている。

    お好み焼きは少し時間がかかって焼き上がった。軽く押さえ焼きをする昔ながらのスタイル。量は少し多め。お好み焼き自体にカナリ熱が閉じ込められていてアツアツ。非常にノーマルなお好み焼きに感じた。(2008.12)