閉店 くじら
石内バイパス沿いにあるお好み焼き屋。広い敷地にあり、手作り感の強い佇まい。店内はど真ん中に大きなテーブルがひとつあり、そこに十数席。あと鉄板のカウンターに4席。内装も手作り感が強い。
お好み焼きは、生地を引き、削り粉を降りかけ、キャベツ、塩、天かす、もやし、肉と乗せていき最後に生地をかける。麺は鉄板に乗せたあとチューブのラードを乗せてほぐし焼く。そのあと焼きそば用ソースとお好み焼き用ソースでシッカリ炒める。
そうしてしばらく焼いた後、本体を押さえ焼きして麺と合体させて丁寧にカタチを整える。そうして卵を鉄板にかちわり、潰してから本体を乗せて少し焼いてからひっくり返す。最後にソースを塗った後、仕上げは青のり、きざみネギ、紅ショウガ。ネギと紅ショウガは乗せるかどうか聞いてくれる。ソースはオタフク。そばはソフト麺。
お店に近づくと、運良く私の後方に車はついていない。なので、充分に減速してゆっくりと敷地に車を下ろす。そう、下ろすというのが正しいほど、その敷地は下がった場所にある。車の腹をスリそうなほど危うい坂を抜け、車を止め、店へと歩く。すると犬が吠えて迎えてくれた。ちょっとビックリ。
店内に入ると、店の方が慌てて迎えてくれた。ちょっと遅い時間だったのでしょうがない。で、鉄板の前に座ってお好み焼きを注文。注文して周りを見渡すと、猫が一匹、あちこちと歩き回っている。
お好み焼きは少し時間がかかって焼き上がった。軽く押さえ焼きをする昔ながらのスタイル。量は少し多め。お好み焼き自体にカナリ熱が閉じ込められていてアツアツ。非常にノーマルなお好み焼きに感じた。(2008.12)