石内から藤木団地へ抜ける道筋にあるお好み焼き屋。店内は開店当時より広くなり、鉄板のカウンターが4席。あがりの鉄板付きテーブルが4席×2。椅子の鉄板付きテーブルが4席×2。19:00までは禁煙。酒のアテも用意されていて、夜は居酒屋としても楽しめそう。
お好み焼きは、粘りのある生地を小さめに引き、魚粉、キャベツ、天かす、もやしと乗せていく。軽く塩を降って、最後に豚肉を乗せる。そうして、鉄板に油を引き、その上にひっくり返す。生地をめくってキャベツに空気を含ませるように軽くほぐしながら形を整えながら、しばらく焼く。
麺は、うどんの場合は、最初に鉄板に出して、油をさしてそのまま放置してこんがりと焼き上げる。そばの場合は、蒸し麺を鉄板に乗せ、水を差してほぐし焼きをする。油を差してしばらく焼いた後、軽くソースを塗って塩とコショウを振りかけておく。
本体も麺もしっかり焼いてから合体。玉子を鉄板にかち割り、ヘラ黄身を潰して本体を乗せる。玉子をしっかりと焼き上げてひっくり返す。ソースを塗り、塩、コショウ、青のり、白ゴマで完成。ソースはオタフク。そばは半生麺。
で、日を改めてお好み焼きを食べに行ってみた。店はメインの通りから少し引っ込んだトコロにある。ちょっと離れた駐車場に車を止めて、のれんをくぐる。店内はこぢんまりとしていて、お兄さんが一人で焼いている。客は他に誰もいないけれど、沢山のお好み焼きを焼いている。近所の持ち帰りが多そうな感じ。
で、今日は肉玉そばのイカ天入りを注文。その焼き方を見ていて一番驚いたのは、半生麺。生麺を茹でずそのまま鉄板上で水を差して焼き始める。聞いてみると、軽く蒸している半生麺とのこと。なるほど、めずらしいな。
その半生麺も面白いのだけれど、うどんの焼き方もカナリ気になる。うどんを鉄板に乗せた後、そのまま放置して焼くので、裏面がこんがりときつね色になっている。いったい、どんな食感のお好み焼きになるのだろう。絶対に次回はうどんにしよう。
で、できあがったお好み焼きは、アッサリとした仕上がり。半生麺は細めなのでキチンと火が通った状態。ネギがたっぷりかけられているのが嬉しいな。(2009.6)
で、実際に食べてみた肉玉うどんは、想像していたほどサクサク感がない。むしろ、うどんのコンガリとした部分が歯にネッチョリとくっつく。この食感はあまり好きじゃないな。うーん、やっぱりこの店では、半生麺のほうが好きだな。次回はそばを食べようっと。(2009.7)