アイビー 

    平良の住宅地の中に佇むお好み焼き屋。民家を改装した店舗で、入り口をくぐるとがらんと広い店内。そこに大きな鉄板と、それに一体化したテーブル席。鉄板の前は詰めれば4席ほど、テーブルは全部で8席ほど。あと、屋外にガーデニングコーナーがあり、そこにもテーブル席がある。

    お好み焼きの焼き方は、まず麺を鉄板に出しておく。別で少しトロミのある生地を鉄板にひき、削り節、キャベツ、天かす、もやし、魚粉、豚肉と乗せていき、コショウを振りかけて、つなぎの生地を垂らしてひっくり返す。その後は、蒸し器を被せて焼く。

    しばらく放置した後、麺を焼きほぐす。うどんの場合は魚粉とお好み焼ソースをかけてほぐす。そばは魚粉のみをかけてほぐす。本体は炒めながら小まめに形を整える。そうして、じっくり焼いて本体と麺を合体。鉄板に卵をかち割り、丁寧に伸ばして、本体を乗せる。ほどよく焼いてひっくり返し、ソース、コショウ、ガーリックパウダー、青のり、きざみネギで完成。ソースはオタフクソース。そばはソフト麺。

    廿日市市上平良1421
    0829-39-2249
    開店時間:11:00-14:00 17:00-20:00(L.O.19:30)
    定休日:月曜日、第3日曜日
    ※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、開店時間や定休日が変更されている可能性があります。
    駐車場:あり


    もう一言
    中国新聞の炎鉄板を見て、初めて存在を知ったお好み焼き屋。そんなきっかけがない限り、絶対に知り得ないような場所に佇んでいる。

    で、注文は肉玉そば。キャベツがパラパラとしたタイプのお好み焼き。結構薄めの味付け。出してくれた一味を振りかけると香ばしさが増して美味しい。この一味は結構好きだな、辛味を付けることを目的とせず、ほんの香り付け程度にしておいた方がよさそう。

    あと、玉子がとっても香ばしい、壁に玉子の産地が書いてあったけれど、詳しいことはよく分からなかった。こういう玉子は半熟よりもちゃんと火を通してある方が香ばしくて大好き。

    もう少し涼しくなったら、外の庭で食べるのも良さそうだけれど、そうすると鉄板じゃないんだよね。それが残念。外で食べるなら焼きそばかな。(2009.9)


    久しぶりに来てみた。焼くのに少し時間がかかるので、ちょっとヒヤヒヤしながら扉を開けると、先客がいなかったので、ホッとして肉玉うどんイカ天入りを注文。焼き始めて直ぐに団体客がやってきた。タッチの差だ。

    少し焼き方が変わったようで、キャベツの二度乗せはやらなくなったようだ。確か、以前は生地、キャベツ少し、天かす、キャベツ少しの順だったはず。その代わりか、蒸し器を使って焼くようになっていた。あと、卵の産地も表記していない。

    でも、一味は健在のようで、お願いすると出してくれた。そうそう、ここの一味は冷蔵庫で保存しているんだよね。これをかけるのって、結構好きなんです。と、遠慮なしにタップリかけていただいた。そういえば、これと同じ唐辛子を使って自家製キムチを漬けているんだっけ。うろ覚えだけど、そんな話を聞いたような気がする。次回はキムチ入りにして、確認してみよう。(2013.10)